コンプレックスを感じるということ

自分では深刻に捉えていても他人から見ると他愛無いこと

実現できない理想に対しての理由づけ

人それぞれ生きてきた背景が違うように、抱えているコンプレックスも異なります。そもそも何故他人と比べて自分に劣等感を持ったりするのでしょうか。コンプレックスを持つということは、何かに劣等感を抱いているという現実をさておき、本質的な根本は実現できない理想に対しての理由づけのように存在しているように思います。

例えば、一流企業に入社しバリバリ仕事がしてみたい、だけど自分は高卒だから出来ない、とか素敵な異性と恋愛をして幸せな日常を送りたいけれど、デブだからもしくはブスだから、不細工だから出来ないなどと考えている場合です。
でもよくよく考えてみると、一流企業でバリバリ仕事が出来ないのは高卒だからでしょうか。恋愛を楽しめないのは太っていたり、不細工なせいなのでしょうか。

そうではありませんね。人間は弱い生き物なので達成しがたい目標に対しては、無意識に出来ないことの理由づけをして、周囲や自分を納得させようとしているのです。

私はとある4年制大学の付属高校の出身です。中学の時イジメに遭ってしまい不登校だったため、公立には進むことが出来ず、受け入れてくれたのが母校の高校でした。でも母校の学園は大学の質は高くありませんでした。みんな無試験で上がれてしまうため、ろくろく勉強もしません。そのような環境に甘んじることに違和感を感じたため、付属大学には進学せずに有名どころの短大に進むことにしました。でもどこか、4年制大学に進んだ同級生たちにちょっとしたコンプレックスを抱えていました。どうしてもこのことをコンプレックスに感じていた私は、30歳にもなって4年制大学に進むことにしたのですが、同級生たちは口を揃えて言いました。「そんなことをコンプレックスに思っていたとは思わなかった」と。

このようにコンプレックスとは、自分では深刻に捉えていても他人から見ると他愛無いことだったりもするのです。

Copyright (C) 2011 コンプレックスを克服する All Rights Reserved.
婚約指輪